インプラント治療で失敗しないための歯科医院ナビ@豊中
基本的にインプラント治療は、顎の骨の量が十分にあり、状態がよければ誰でも手術を受けることが可能です。
しかし、インプラントは決して万能ではありません。人によっては適さないケースがあるので、特に持病を持つ人などは主治医と相談する必要があります。
以下に該当する人は、インプラントが向かない場合があります。
●全身疾患の持病がある
全身疾患によって外科手術を受けることができない人は、インプラント治療ができない可能性があります。具体的な病名を挙げると、以下のようなものです。
・糖尿病 ・心臓病 ・肝臓疾患 ・高血圧症 ・その他(免疫疾患のある人や手術に耐えられない人など)
糖尿病や心臓病などの持病がなくても、インプラント治療ができない、あるいは避けたほうがいいケースがあります。
●歯周病がある
歯周病がある場合は、まず歯周病の治療を行ない、状態が改善してからインプラント治療を行なうことになります。
●噛み合わせに問題がある
噛み合わせがズレているような場合は、人工歯根の固定が難しいことがあるため、まずは噛み合わせの改善が必要になります。
●骨質や骨量に問題がある
骨質がよくなかったり、骨量が不足している場合は、インプラントの安定性を確保できないため、初めに骨の再生治療を行なわなければなりません。
●妊娠中の人
妊娠中や妊娠の予定がある人は、レントゲン撮影や麻酔を行なえないので、すぐにインプラント治療を実施することはできません。
●未成年者
未成年の人は、骨が成長段階にあるので、すぐにインプラント治療を行なうことはできません。
関連記事